
落ち着いた時間ができたので整理しながら書こうと思います。
事が起きたのは スキーまっただ中の最中でした。
山頂にリフトで上がった時 女性の悲鳴が上がった瞬間
僕の身にも伝わってきました。
最初は雪崩かと思ったけど、地震だと理解した時
この揺れは異常だと感じました。
山も揺れるんだな、と。ぐらぐら山ごと揺れてます。
リフトに乗ってる最中だとしたらもっと怖い思いしてたと思う。
下まで滑り下りた時に携帯を見てる人の多さで
あ、こりゃなんか起きてると思いましたが携帯が繋がりません。
人づてに耳に入ったのは東北の方で震度6以上だと。
福島の相馬港に実家を持つ相方ボノにはすぐにメールを送りました。
事の大きさが軽井沢までは伝わらず、意気揚々と楽しむ中
帰りのバスを待つ時間にわたる君や名古屋の友達からの連絡で
東京で起きてる異常さに初めて天災の恐怖を知りました。
運転手さんから
「高速道路も全て不通だから下道で帰ります。
何時間かかるかわからないので途中、道の駅寄ったりしますが
どうゆう状況になるかまだわかりません。」
の、一言で恐怖とか不安とかよりも
今こそ皆で協力して、と感じました。
携帯でしか知れない情報だけでも地震の怖さを知り
仲間の安否だけが気になります。
相方から連絡が来たのはバスの中でした
「母と弟は避難所に逃げ込んだけど父がわからない。」
僕には祈るしかできなかった
帰りのバスの車窓から街には電気が通らず
手信号で交通案内をする警官や真っ暗の街
そしてそれでも営業する真っ暗のコンビニをみて写真を
撮りたくてしょうがなかった、失礼な僕です。
行きは軽井沢まで2時間半で行けたもの
帰りは18時にスキー場を出て新宿に着いたのは
翌日の午前3時でした。9時間のロングドライブにも
一睡もせず乗客が休憩中も必死に交通情報を詮索する
運転手さんに目頭が熱くなりました。こうゆうのに俺は弱い。
最後まで笑顔で
「長旅大変ご迷惑をおかけしました。気をつけてお帰りください。」
の、運転手の一言で新宿で涙を流した。歳をとったな自分。
幸い、丸の内線の終夜運転にすぐ乗車でき帰宅は4時を回った。
そして一兆の前を通った時、反対側のアパートの壁が崩れていたのを
見て、家までの道のりが一番緊張した。
ドアを開けた時 想像以上だった。
ある程度想像していたけれどここまでとは。
(倒壊とかそこまででは無い)
復興作業を考えたが疲れと周りの事を考え
ケイコんちに向かった(グローブのケイコに似ているかららしい)
ドアを開けた・・・
想像以下だった、いや何も起きてなかった。
強いていえばトイレの消臭香が倒れてたくらい。
逆にビックリした。
直ぐにテレビをつけて津波の映像を見たとき
テロップ欄に相馬市の文字
不安 では済まない感情が襲った。
メールを送っても返信がないボノから
最悪の事まで考えた。
朝になってボノから着信がなった。
家族は全員無事だけど家も街も全てなくなった
連絡も停電の影響であまり取れない
情報も混乱してて
って言われた時に家族の無事に喜んでないボノの声に
被災地の辛さが伝わった。
電話を切り、失礼だけどホッとした自分がいた。
これからもっともっと被災地の状況がわかるにつれ
死者の数も増えるだろう。
悲しみも不安も恐怖ももっともっと増すだろう。
だからこそココにいる僕らで出来る事を考える。
意外と冷静なボノがいてライブは出るよ、と。
向こうが落ち着くまでは行けないし、行ったところで難民になるだけだし。
と。
そう言われてもネタの事に頭が向かないし・・
でも、こうゆう時こそやろうと思う。
と、思ったところで17日のアッパーズもあるのかな??
と言った状況です。
で、こうして長文に付き合ってもらってる皆さんにしか
お伝えできませんが
今月の高円寺ルーツにてあります。
ミラクルパワーズとけいいちけいじ の自主ライブ
「ひまわりライブ」
ですが、どういった形になるかわかりませんが
相方の元へ義援金という形で来てくれた皆さんから募金を募りたいと思います。
色々と法律の関係とかありそうでこれから形になるまで取り組んでいきますが
まずは3/23(水)
ひまわりライブ
高円寺Roots!にて
オープン 19:00
スタート 19:30
チケット代 1500円(1ドリンク付き)
出演者
ミラクルパワーズ
けいいちけいじ
↓ゲスト6組↓
あんぺあ
銀河と牛
シンディ―
足立区立OKO
334(さんさんしー と読む)
のぞみなごみ
の、計8組によるネタあり、企画ありのライブです。
そのなかで寄付金を募ります。
時間がある方、さらにはココロにも懐にも余裕のある方
相方 代官山ボノの実家いや福島、東北の復興を願って
義捐金のご協力をお願いしたいと思います。
当然、スーパーシシド も無くなりました(わかる人だけ)
以上、長文にて失礼いたしました。
まだまだ震災による安否の確認が取れない方
すべてのライフラインが失った方々
残された遺族の方々
被災者たち全ての方へ
お見舞い申し上げます。